βグルカン健康食品は最も古くから利用され、今日現在も最も数多く流通している健康食品であろう。
βグルカンの健康食品をがん治療やその他の難病治療に用いて、多くの人間の命が救われてきた事実を歴史が物語っている。
しかし、βグルカンを含む健康食品の多くが、非常に価格が高く、効果を発揮する確率が低いことが問題となってきた。
ここでは、βグルカンの健康食品を選ぶにあたっての注意点と問題点、さらには、その背景を探ることによって、 本当に効果のあるβグルカンと悪意のある無意味に高額な治らないβグルカンの見分け方の一端を紹介する。

口コミや商品レビューは有料広告の一種

βグルカンの効果や効能に限らず、サプリメントや健康食品の情報は、簡単にインターネットで入手できる。免疫力との関連性を評価した実験データや論文も原文で精読することさえ可能だ。

問題は、正しい情報に行き着くまでのの労力と、その間に存在する大量のゴミのような情報による間違った洗脳だろう。 インターネットを検索すれば、無数のページに無限の情報が存在する。絞込み検索をしても、情報ページの数は人間が読破するいは気が遠くなる程の文章量だろう。その中から、本当に役に立つ情報を発掘するのは大変な重労働と言える。難しいのは、情報を探すことではなく、大量の情報を取捨選択して、無駄な情報と有用な情報を見極めることだ。

インターネットには同じような情報が繰り返し転送表示されるだけでなく、聞きかじりの生半可な知識や、正論を曲解している誤った情報、全く根拠の無いデマから、意図的な虚偽の説明まで玉石混交な世界なのだ。

最も注意を要するのは、金銭目的の「アフィリエイト」サイトの情報だ。アフィリエイトとは、提携宣伝"口コミ"で、個人や個人に成りすました企業の専門のブロガーが、商品の宣伝記事を感想や口コミ情報のようにホームページやブログに書く宣伝手法だ。記事を書いた人間は商品の売上に応じて、報奨金が支払われる仕組みなので、記事は商品の良いことしか書かず、自然とベタ褒め記事となる。βグルカンを含んでいる高額キノコは、特に販売価格が高く、報奨金額も高い。すると沢山のブロガーが、「治る」「素晴らしい」「効果があった」と 賞賛の記事を沢山書いてくれるため、ある意味"有名"な商品が完成されるわけだ。

このような記事に宣伝広告費として企業や販売店がお金を支払うことは、マーケティングの常識とされているそうだ。消費者からすると迷惑千万なのだが、商品の記事を書くだけで、お金が払われる、いわゆる「お小遣い稼ぎ」として、サラーリーマンから主婦、学生まで利用者は多い。商品紹介の記事を書くだけで謝礼が支払われる場合もあれば、ページ内のリンクをクリックした数や、クリックを経由した売上に比例した謝礼金が支払われる。

商品の記事では褒め称えるほど商品は売れ、商品が売れることで比例して紹介手数料が増える。だから、ブログなどの商品紹介記事が商品を絶賛するのはこの仕組が原因となっている。

このような広告費用が費やされた口コミ宣伝が非常に増えてきたのが、健康食品の口コミ宣伝だろう。 酷い健康食品の場合には、売上金額の3,4割もの謝礼金が支払われるケースもあるようなので、兎に角も商品を絶賛して、売れるように賛美する口コミが大量発生する。しかし、このような高額の報奨金が支払える商品の内容は、疑いなく貧相なものだろう。偽口コミを信じて買わされた方は堪らない。

最もヤラセや自作自演の口コミが多いのは「楽天」かもしれない。楽天が会社を挙げて取り組んだ電子書籍端末Covoが大不評の「口コミ」「レビュー」で溢れた際に、不都合な「口コミ」「レビュー」を削除・非表示にしたことが知られている。社長自身が自らが明らかにしたからだ。 店側に不利な口コミは表示せず、都合の良い口コミ、有利な商品レビューだけが公開がされているのだ。つまりは、自作自演の高評価の割合は多いと考えて間違いは無いだろう。

このように口コミや商品レビューは便利なツールとして消費者側の見方だったが、今では逆に暗躍する広告会社の主戦場と化しているのだ。安易に口コミを信じて、購入すると広告会社の操り人形と化すのは誰でも嫌だろうが、誰もが陥りやすいネット購入の罠とも言える。

もちろん本当の感想を正直に書いているホームページやブログもある。つまりは、本当の感想や評価と、ヤラセの宣伝口コミを見極める必要があるということ。

残念なことに口コミ宣伝は薬事法の取り締まり対象にはなっていない様子で、効果効能の宣伝も大袈裟な評価も野放しで増え続けている。

大袈裟で不自然な口コミやレビューは、素直に信用しないこと。裏にある多額の紹介手数料が目当ての提灯記事を無視する眼力を養いたいものだ。

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